ミャンマーでタクシーに乗るときに、安く乗りたいのであれば、気をつけるべきことが一つだけあります。
それは、流しのタクシーを拾うこと。
遊園地に停まっていたタクシーのドライバー2人と交渉した結果、それぞれ15000チャット、12000チャットだった金額が、同じ場所で目の前を走っていたタクシーを止めて聞いた結果、9000チャットでした。
ヤンゴン国際空港に着くと、たくさんのタクシー運転手がしつこいほどに声をかけてきました。私は交渉すらしなかったのですが、現地の人をよく観察していると、空港から40mか50mくらい歩いて流しのタクシーを拾っていました。現地の人にとっても、空港内にはまともな金額で行ってくれるタクシーはないということなのかもしれません。長距離バスのバスステーションに停まっているタクシーの運転手に至っては、あなたが乗ろうとしているバスは今は運行していないから、タクシーで行くしかない。などと平気で嘘までつきます。バスステーションを一歩出ると、親切なドライバーさんがたくさんいます。
日本だと、タクシーが停まっているところでタクシーを拾っておかないと、タクシーを拾えなくなるかもしれないと心配になる時が多々ありますが、少なくとも空港周辺とヤンゴンの街中は、タクシーだらけでした。しかも、暑いミャンマーの街で歩いている外国人自体が珍しいらしく、タクシーが私たちの横を通るときは必ずと言っていいほど声をかけてきました。必要なときに、タクシーが拾えないかもしれないという心配は一切いりませんでした。客待ちのタクシーには結局一度も乗らなかったので、よくわかりませんが、少なくとも私が乗った流しのタクシーの運転手さんはみんな勤勉な良い人たちでした。タクシーを使うときは、流しのタクシーを拾うことをオススメします。
金額の目安は、ヤンゴンの街中では、1kmあたり1000チャット。ヤンゴンの街中から空港までは、安くて8000チャットですが、通勤のラッシュと時間が重なると、車が動かず時間がかかるので少し金額が上がるかもしれません。