アウンミンガラーバスステーションから、宿を予約してあるヤンゴン市内のホテルまで、タクシーなら安くても8000チャットくらいはかかるということで、市バスに乗ることに。アウンミンガラーバスステーションは非常に広く、タクシーやバスで混雑しているため、外に出るのも一苦労。その間に、たくさんのタクシーのドライバーに勧誘されました。しつこいドライバーはトイレにまでついてきて、外で待っていましたが、今から市バスに乗るというと、まだ午後4時半であるにもかかわらず、市バスは今日はもう終わった。と嘘までついて来ました。そこらへんにいるタクシードライバーに市バスのバス停の位置なんて聞いても教えてくれるはずもない感じでした。ミャンマーの人は驚くほど良い人ばかりだったので、本当に嘘をついているのか若干心配になりつつも、なんとかアウンミンガラーの外に自力で脱出。脱出するやいなや、また、数人近づいてきて、また、どこに行くんだ?と聞いてきました。こちらも、タクシーやバスのドライバーっぽい人だったので、また始まったのかと思ったら、今度はやたら熱心に私が乗りたいバスのバス停の位置が表示されている私の携帯の画面をながめ、そのバスならこっちだとその中のおじさんがわざわざ道路を渡って教えてくれました。アウンミンガラーバスステーション(車が入るのに200チャットかかる)の内と外の間にはものすごく大きな境界があるようです。アウンミンガラーバスステーションからタクシーで、移動したい場合も、できる限りアウンミンガラーバスステーションの外で拾ったほうが、値段が安いだけじゃなく不快な思いをしなくて済むかもしれせん。おじさんが教えてくれたバス停は、バス停を示すものは何もなく、ただ、数人の現地の人が道路を見つめて立っているだけの場所でした。その人達に混じって同じようにバスを待っていると程なくして、目的の番号のバスがやって来て、問題なく乗れました。金額は行き先にかかわらず、200チャットで乗るときに運転手さんに渡します。両替はできないので、少額紙幣を持っておく必要があります。街ではラッシュの時間帯でしたが、アウンミンガラーバスステーションからヤンゴン市内行きのバスなので混んでいませんでした。しかし、座ったのが最前列の席で、お坊さん優先席だったらしく、途中でお坊さんがやって来たので変わることになりました。お坊さん優先席にはこんなシールが貼られていました。
私は気づきませんでしたが周りの人が教えてくれました。ビルマ語が読めない、話せない、バス停の位置も知らないという私でしたが、携帯アプリと地元の人の親切のおかげで、なんとか目的地にたどり着くことができました。