ヤンゴンからパアンへは長距離バスが出ています。長距離バスは、ヤンゴン市内から北の方向へ20kmほどにあるアウンミンガラーバスステーションから出ています。市内からは、タクシーで9000チャットほど、バスなら36番バスでいけます。
私は、バガンからの帰りのバスがアウンミンガラーバスステーションに止まったので、そこから、バガン行きのバスを探しました。
バガンからの長距離バスから降りると、人がたかってきて、どこへ行くんだ?と行き先を聞かれ、パアンだと答えると、バスの勧誘もありますが、7500チャットといわれます。もう少し安く(5000チャット)したければ、バスの会社を探しましょう。全くビルマ語が話せなくてもお店の看板の写真を見せて、そこらへんの人に聞くとたとえそれが、タクシーの勧誘に来た人でも親切に教えてくれたりします。車やらバイクやらがひしめき合っているので、歩き回るのに注意が必要です。
無事この看板の前にたどり着いたら、オフィスの人にパアンと言えば、次何時に出るバスがあるか教えてもらえます。私は6時45分くらいにオフィスについて7時30分にバスがありました。乗るバスが決まれば、バスの出発時間とシート番号を書いたチケット(それ以外は読めません)を渡してもらえます。
オフィス内にバスを待つための椅子があり、バスのオフィスの人が、ここで待てと親切に椅子を並べてくれました。
バスは、時間近くになると目の前に来てしばらく荷物の積み下ろしをしていました。乗り込める時間(出発の2,3分前)になったころ、バスのオフィスのおじさんが、これに乗るんだと教えてくれ、会釈をすると笑顔で見送ってくれました。ほとんど英語は伝わりませんでしたが、とても親切な人たちばかりで問題なくバスに乗れました。
ヤンゴン-パアン間はいろいろな中古バスを使っているので、バスの種類にもよると思いますが、行きのバスは、クーラーがやたら強く、極寒でした。隣の現地のお母さんと子供は、ミャンマーでは見たことのない毛糸の服を来て、その上に毛布まで被っていました。現地の人がこの装備なので、結構バスの中は、寒いことが多いのだと思います。
JJバスと違い、現地の人がたくさん乗っているので、バスの中でも現地の牧歌的な雰囲気を感じることができます。また、街や、村、田畑を通り抜けて行くバスの車窓からの風景もなかなか良いです。
途中ちょうど12時にお店で30分の休憩があり、昼ごはんを食べました。2000チャットほどで結構美味しい料理が食べられました。
15時前くらいにパアンの時計塔に着きました。
帰りのバスの中では、ずっとテレビが付いていて、アイドルが歌を歌ったり、映画みたいなのがやっていたり、地元の人のみるテレビ番組なども垣間見られて面白かったです。