・ミャンマーの市内循環バスは一律200チャット(2018年9月現在)で乗れます。乗る時にお金を払います。バスの中では両替ができないのでかなり小さい金額の紙幣を用意しておく必要があります。なお、市内から空港行きのバスが走っていますがこのバスは500チャット必要でした。高いためか、お客さんは少なかったですが。
・運転手さんによっては全く英語が通じません。ですが、英語が少しわかる周りの人がほぼ毎回助けてくれました。
・バスの番号がビルマ語で書かれていることがよくあります。横の面に数字が書いている場合もありますが、全く数字が見つからない場合もあるので、乗るバスのビルマ語の番号をメモしておくと役に立つかもしれません。
・バス停が異常にわかりにくいところが多いです。道路の方向を向いている人の人だかりができていたら、バス停の可能性があります。そこらへんの人に聞いてみると、とても親切に教えてくれると思います。
・私が乗ったバスには最前列にお坊さんの優先座席がありました。お坊さんが乗ってきたら変わるのがルールのようです。気づかなくても周りの人が教えてくれることが多いと思います。
・めちゃくちゃな揺れ方をします。道が比較的空いているときは、棒に掴まってないとほぼ確実にコケます。できる限り座った方が良いです。
・通勤時間はめちゃくちゃな込み方をします。大きい荷物があったら乗れないかもしれません。私は運転手さんの座席の後ろの面に運転の邪魔にならないようにしがみつくというものすごく奇妙な体勢になり、ものすごいバスの揺れに耐えていたので、次の日、腕と足が筋肉痛になりました。
・通勤時間はバスがほとんど動きません。道路が大渋滞になり動きませんので、かなり余裕をもって移動した方が良いです。通勤時間以外はスムーズでした。
・何か荷物を持って立っていると、前に座っている人がその荷物を自分の膝に置いてくれることがあります。そのことを知っていれば、ただただありがたいことなのですが、スリに合わないかとビクビクしながら乗っていた私は、カバンをいきなり掴まれ、何が起こったのかとかなり驚きました。よく見ていると現地の人の間でも、同様のことがあり、ミャンマーの人たちの間では当たり前のように行われていることのようです。ミャンマーの人たちの親切さに驚かされた出来事でした。
ミャンマーのバスは日本のバスと異なることがたくさんあり、驚くことがたくさんあるかもしれませんが、驚くほど周りの人が助けてくれるので案外なんとかなります。